『夕暮れの緑の光 野呂邦暢随筆選』書評書きました

8月01日掲載の読売新聞書評欄に岡崎武志編『夕暮れの緑の光 野呂邦暢随筆選』書評書きました。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20100802bk08.htm
芥川賞を取りながら42歳で急逝した野呂邦暢ですが、30年経ったいまでも彼の文章には瑞々しい新しさがあります。この本を読むと、長崎県諌早の干潟と太陽の光に彩られた世界に行ってみたくなります。文章から海のにおいが立ち上ってくるというのは並大抵なことではありません。
それにしても、なぜこんなに優れた書き手の著作が容易に手に入らなくなっているのでしょうか。本当にいいものと読者を繋ぐパイプが年々細くなっているような気がしてなりません。この書評で現在の状況に少しでも抗することができていたら嬉しいです。
[PR]
by kojitoko | 2010-07-30 07:48
<< ロルフィング6回目行きました ロルフィング5回目行きました >>