『新潮』2011年2月号に「心の襞を摑む--イーユン・リー『黄金の少年、エメラルドの少女』」を書きました。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/newest/ イーユン・リーは天才だと思います。世代を超えた女性同士のつながり、心の中のずるさ、駆け引き、それでも直接人とつながりたいという希望など、無意識のレベルで動いている流動体のようなものをこんなに的確に掴み取れる作家はそうはいないのではないでしょうか。彼女の作品を読んでいると、ずっとこの世界に浸っていたい、と思ってしまいます。日本でも中国系アメリカ文学という枠組みを超えて、単に優れた現代文学として彼女の作品を読める状況がくればいいなと願っています。
by kojitoko
| 2011-01-09 19:53
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