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ロルフィング・ムーブメント3回目行きました

ロルフィング・ムーブメント3回目に行ってきました。
今回のメインは腰の部分の可動性を広げるというものでした。確かに、猫背で骨盤が後傾しがちだった僕は、腰から下が前方向には行きやすいんですけど後方向には固くて行きにくいんです。そのことによって骨盤内のインナーマッスルが使われにくくなっているということでした。ワークした結果、股の前側の筋肉などをあまり稼働しなくとも腰から腹にかけて通っている内側の筋肉で前に進むことができるようになってきた気がします。あと、両足を前後に動かす付け根になっている場所が骨盤の下の方から気持ち上にあがりました。あくまで体感の話ですが。これだけでも大きな感覚の変化です。
家に帰ってから金哲彦の体幹ウォーキングの本を見てみたのですが、ロルフィングで受けた指摘とほぼ同じことが書いてありました。体のことって気づき始めるとどんどん広がるので楽しいです。
3ヶ月もやっていたロルフィングですが、これでとりあえず終結です。あまりにも多くの気づきがありましたし、体の探求を続けようという意志もいただきました。本当に感謝です。
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by kojitoko | 2010-10-10 10:41

マイリー・メロイ『どちらかを選ぶことはできない』論書きました

「新潮」2010年11月号にマイリー・メロイ『どちらかを選ぶことはできない』論書きました。
アメリカ文学というと洒脱な会話なんていうふうに思われているかもしれませんが、カーヴァーでもアニー・プルーでも無口でしゃべりベタな人ばかりが登場します。メロイのこの作品でも、モンタナの農場で働く青年の初恋、なんていう主題が魅力的に書かれています。しゃべるより馬に乗る方が得意だから、とりあえず彼女をサッと馬の上にあげてしまう。「まるでパズルの一片のように、ベスは彼の体になじんだ」なんていいでしょう。
メロイは「グランタ」の若いアメリカ作家21人にも選ばれています。30代40代でいい作品を書いているアメリカ作家って実はいっぱいいるんですよ!
Maile Meloy, Both Way is the Only Way I Want It. NY: Riverhead Books, 2009.
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by kojitoko | 2010-10-10 10:27

ナボコフ『賜物』書評書きました

2010年10月10日付け読売新聞にウラジーミル・ナボコフ『賜物』書評書きました。
今回ロシア語から初めて日本語に直接訳された『賜物』ですが、亡命者たちの息苦しい、つらい人生が迫ってきます。ロシア語で書いても数少ない人数しか読んでくれない。本国では出版することなどとてもできない。しかも新たな国にもなじめない。自分の言語が母国である作家にとって、こんなにつらいことはないのではないでしょうか。もちろんいつもどおりナボコフは膨大なテクスト上の仕掛けを散りばめていますが、その向こうにはむき出しの感情があるような気がします。知的なだけでなく、ごくベタなレベルでナボコフの作品を読み直してみると彼のまた違った魅力が楽しめるのではと思いました。
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by kojitoko | 2010-10-09 09:14