またもやロルフィング行ってきました。今回は主に背中のワークでしたが、脚の腱などもやってもらいました。仕事柄パソコンなどを使うことが多く、気づけばかがみ込むような姿勢が続いてしまいます。したがって体の背中側がカッチカチになっていることは意識してはいました。けれども勢いよくほぐされて、今は何とも言えない感覚です。楽なような心細いような。体が自由になることに抵抗しているのでしょうか。つくづく慣れとは怖いものですね。
腰から臀部にかけて不要な力が入ってしまっているために、骨盤の骨と仙骨の間の可動性が制限されているという指摘も受けました。そんなところに関節があったとは、今まで誰も教えてくれませんでした。確かに意識してお尻の力を抜いてみると、歩くときもなんだかしなやかでいい感じです。それにしても、僕は誰に頼まれたわけでもないのになぜお尻に力を入れて暮らしているのでしょうか。人生の謎は多い。 そう言えば、ということで先日国分寺のcafe slowで見た幼児についてロルファーさんとしゃべってみました。 http://www.cafeslow.com/ ここはもんのすんごくいいカフェです。でその子の坐っているときの背骨がなんだかものすごくいい形なのです。きちんときれいに伸びながらちゃんと湾曲していて、しかも肩には力が入っておらず、頭はふわっと水平に首に載っていました。そうそう、とロルファーさんにも言われました。立てるようになってから物心つくまでの子供はものすごく姿勢がいいものだそうです。でもその後は、社会との軋轢の中で自分を守り、背中を丸め体を固めて生きていくようになるのかなあ。ああ、つらい人生。いったいどうしたらいいの? #
by kojitoko
| 2010-08-03 17:07
8月01日掲載の読売新聞書評欄に岡崎武志編『夕暮れの緑の光 野呂邦暢随筆選』書評書きました。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20100802bk08.htm 芥川賞を取りながら42歳で急逝した野呂邦暢ですが、30年経ったいまでも彼の文章には瑞々しい新しさがあります。この本を読むと、長崎県諌早の干潟と太陽の光に彩られた世界に行ってみたくなります。文章から海のにおいが立ち上ってくるというのは並大抵なことではありません。 それにしても、なぜこんなに優れた書き手の著作が容易に手に入らなくなっているのでしょうか。本当にいいものと読者を繋ぐパイプが年々細くなっているような気がしてなりません。この書評で現在の状況に少しでも抗することができていたら嬉しいです。 #
by kojitoko
| 2010-07-30 07:48
喜び勇んでロルフィング5回目のセッション行ってきました。毎回意外すぎる展開なので楽しみでしょうがありません。今日は主に腹部と骨盤のワークでしたが、腕もかなりやりました。正直、自分の人生で骨盤の中の筋肉をほぐされる日が来るとは思いもよりませんでした。脇の下の筋肉をほぐされるのに次ぐ驚きです。けっこう衝撃を受けましたが、ワーク後はかなり歩き方も変化したと思います。一言で言えば、腰が据わったというところでしょうか。無駄に腰を使うことも少なくなってきたので、ちょっとずつ腰痛からも解放されていきそうな気がします。
ブログで書いているせいで、ロルフィングって何、と訊かれることも多くなりました。常に人体に働いている重力の中で無駄な緊張なく生きられる体の使い方を学ぶこと、と言ってもよくわかりませんかね。安田登さんの『ゆるめてリセット ロルフィング教室』が一番わかりやすい本だと思います。というか、ロルファーさんにそう言われました。実際に読んでも名著だと思います。僕もこれを読んでロルフィングを受けることを決めました。 #
by kojitoko
| 2010-07-25 20:08
またもやロルフィング行ってきました。今回は内股から骨盤周りのワークでした。骨盤全体がいつも後ろに傾いており、歩くときも腿につられて骨盤下部が左右交互に前に出てしまっていると指摘されて衝撃を受けました。
後ろに倒れず前に倒れすぎてもいない骨盤の傾きをやってみましたが、なんだか腰を反らしているようで落ち着かない感覚でした。それでも別に腰や背中に力を入れているわけでもありません。人間の身体感覚ってものすごくあやふやなものなんですね。変な姿勢でも慣れていると楽に感じるというか。 骨盤の傾きを変えていると、そのうち身体感覚自体が変わっていくのでしょう。体の姿勢全体も変化してきそうで楽しみです。 #
by kojitoko
| 2010-07-18 17:03
片山洋次郎さん監修の整体ワークショップに行ってきました。講師は息子さんの片山活之さんです。整体といっても、先生にやってもらうわけではなく、二人一組でペアになって互いにやりあうのです。
力を抜けば抜くほどうまくいくとか、小さくてゆっくりした動きほど難しいとか、いつも力みっぱなし、がんばりっぱなしの自分には衝撃的なことばかりでした。なにしろ今までの生きかたと間逆なわけですから。 終わったらふらふらで、お酒を飲むよりよっぽどゆるみました。世の中すごいことっていっぱいあるんですね。 #
by kojitoko
| 2010-07-11 08:32
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