昨日は紀伊国屋書店の面々と村上春樹フェアの打ち上げをしてきました。5月の連休を挟んでほぼ一ヶ月、紀伊國屋書店新宿南店で村上春樹フェアがあったのですが、そのお手伝いをさせていただいたのです。
http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/1q84a.html 膨大な量の選書をし、100近いポップを考えるというのは実に楽しい作業でした。しかもフェアが進行するにつれどんどん棚が進化し、スタッフ各自が工夫して作ったポップが増えていくのです。こんなふうに、みんなの創造力が爆発するって楽しいなあ、と思いました。同時に、書店には多くの才能が隠れているんだなあ、と感心もしました。眠っている力をもっとみんな表に出せたら、どんなに面白い世の中になることでしょう。そのことを教えてくれた紀伊国屋スタッフにはとにかく感謝です。どうもありがとうございました。 打ち上げも和気あいあいとした素晴らしいものでした。また一緒になんかやりたいね、という気持ちにみんながなれたのは、なんと幸福なことでしょう。 #
by kojitoko
| 2010-06-27 10:35
ボディワーク系のことに興味がズンズン出てきたので、今回はアレクサンダー・テクニークの講習を受けてみました。小野ひとみ『アレクサンダー・テクニーク』を読んでものすごく面白かったのですが、実際のところはよくわからなかったので実地にやってみたのです。かなりの衝撃を受けました。僕がいちばん驚いたのは、腰を曲げなくても股関節をちゃんと使えば前に屈むことができる、という気づきです。これができれば、多くの腰痛はかなり和らぐのではないでしょうか。そのほか、授業するときに、学生に負けまいとがんばりすぎて首や肩に力が入ってしまう、ということもわかりました。自分が力んでしまったとき、その場所にフォーカスしてゆるめる、ということを続ければ、だいぶ楽に生きられるようになる気がします。
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by kojitoko
| 2010-06-25 07:32
日曜日に生まれて初めてロルフィングのセッションを受けてきました。全身の筋肉で硬直している部分をゆるめ、姿勢を変えて重力の中でも楽に暮らせるようにする、というものなのですが、実際に体験してみるとかなりの衝撃です。なにしろたった一回で前に出ていた首が立ち、胸郭が開いて息が吸いやすくなり、ちょっと体全体の雰囲気まで変わりましたから。10回終わるころにはどうなることやら。やたらと楽しみです。
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by kojitoko
| 2010-06-18 07:59
6月20日の読売新聞書評欄にロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』の書評を書きました。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20100621bk03.htm とにかく読んでいる間は至福で、書いている間も至福でした。ぜんぜん何者にもなれない文学者志望の青年たちの話が何でこんなに興味深いんでしょうか。ガルシア=マルケスみたいないかにもラテンアメリカっぽい感じが全然なくて、普通に都会的な話を書いていくというのが今のラテンアメリカ文学なんでしょうね。これは日本に住む人も普通に面白い小説として入っていけると思います。お勧め。 #
by kojitoko
| 2010-06-18 07:55
「文學界」2010年7月号で内田樹さん、沼野充義さんと鼎談しました。
「村上春樹の“決断” 内田樹・都甲幸治・沼野充義」です。 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/ 偉大な先輩二人とお話して、ものすごく多くを学べました。 ああ、もっとブランショ読まなきゃ、大江健三郎読まなきゃと思いました。 鼎談をしてくださったお二人、このような機会を与えていただいた「文學界」の方々、どうもありがとうございました。 #
by kojitoko
| 2010-06-10 18:13
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